こんにちは、水道110番スタッフです。
「便器の中に水がずっと流れている」
「タンクの中でチョロチョロ音がしている」
まずトイレの止水栓を閉めれば、流れ続ける水はその場で止まります。原因はタンクの中の3つの部品(水を入れる弁・底のゴム栓・レバー)にほぼ絞り込めます。この記事はタンクまわりの症状を扱います。
トイレの水が止まらないときは、まずタンク横の止水栓を閉める

まずトイレの止水栓をマイナスドライバーで時計回りに閉めれば、流れ続ける水をその場で止められます。止水栓とは、トイレへ入る水の量を調節する小さな栓のことで、便器の後ろか横の壁や床から出ている給水管に付いています。水さえ止めてしまえば、原因を探すのも部品を買いに行くのも落ち着いてできます。
水が流れ続ける音を聞きながら、このまま朝まで放っておいたら水道代がどうなるのか、と落ち着かない気持ちになりますよね。原因を先に調べたくなるところなんですが、順番は逆です。水を止めてからのほうが、タンクの中も安全に見られます。
止水栓の場所とタイプ別の閉め方
止水栓は、便器の後ろか横の壁、あるいは床から立ち上がっている給水管の途中に付いています。銀色の小さな部品で、形は大きく2種類です。
| タイプ | 見た目 | 閉め方 |
| 溝(みぞ)型 | 硬貨のような溝が入った丸い頭 | マイナスドライバーを溝に差し、時計回りに回す |
| ハンドル型 | 蛇口のようなつまみが付いている | 手でつまみを持ち、時計回りに回す |
どちらのタイプでも、回す向きは時計回りです。止まる手前まで回したら、そこから先は無理に力を入れず手を止めます。閉めたあとにレバーを一度動かしてみて、水が出てこなければ止水栓は効いています。
たとえば、タンク横の給水管に硬貨サイズの丸い頭が見えたら溝型です。財布の中の硬貨でも回せそうに見えますが、溝が浅い止水栓は硬貨だと滑って角をつぶしてしまいます。幅の合うマイナスドライバーを1本用意してから回すほうが確実です。
温水洗浄便座があるときは電源プラグも抜く
温水洗浄便座が付いているトイレでは、止水栓を閉めるのと合わせて電源プラグをコンセントから抜いてください。水がかかる場所で作業をするため、通電したままだと感電や基板の故障につながります。
プラグは便器の近くの壁のコンセントに挿さっています。抜くときは濡れた手で触らず、タオルで手を拭いてから。作業が終わって水を止め直したあとに、また挿し直せば問題ありません。
止水栓が固くて回らない、見当たらないとき
長く回していない止水栓は固まっていることがあり、力任せに回すと軸が折れて水が噴き出します。2〜3回試して動かない止水栓は、それ以上ひねらないでください。
止水栓が見つからない、回らない、あるいは閉めても水が止まりきらないという場合は、家全体の水を止める元栓(水道メーターの横にある栓)を閉じるという手もあります。長く動かしていない止水栓は内部の部品が傷んで閉じきらないことがあり、そのときは元栓のほうが確実です。ただし元栓を閉めると家じゅうの水が止まりますので、場所の探し方や水道メーターの見方は水漏れ・水が止まらない症状の原因一覧にまとめています。
なお当社では、お電話をいただいた時点で、到着までの間に自分で行える応急処置をご案内しています。止水栓が固い、そもそもどれが止水栓かわからない、という段階でもかまいません。
どこから水が出ている?症状で原因の部品を絞り込む

水が出ている場所と音、タンクの中の水位の3つを見れば、原因の部品はほぼ1つに絞り込めます。便器の中に流れ続けているのか、タンクの中で音がしているのか、手洗い管から出ているのか。この3つのどれに当てはまるかで、見る部品が変わります。
その前に、タンクの中で水に関わる部品を3つだけ覚えてください。タンクに水を入れる弁がボールタップで、浮き玉が水位とともに上がると給水を止めます。タンクの底で便器へ通じる穴をふさぐゴム栓がフロートバルブで、レバーとチェーンでつながっています。タンクの中央に立つ筒がオーバーフロー管で、水が増えすぎたときに便器へ逃がす非常口です。この3つの名前がわかると、次の表がそのまま診断表になります。
| 症状(見え方・音) | タンクの中の水位 | 原因になりやすい部品 | 次に見るところ |
| 便器の中に水が流れ続ける | オーバーフロー管より下 | フロートバルブ(底のゴム栓) | ゴム栓とチェーンの状態 |
| 便器の中に水が流れ続ける | オーバーフロー管の上 | ボールタップ(給水の弁) | 浮き玉が上がりきるか |
| タンクの中でチョロチョロ音 | オーバーフロー管の上 | ボールタップ(給水の弁) | 浮き玉が上がりきるか |
| タンクの中でチョロチョロ音 | オーバーフロー管より下 | フロートバルブ(底のゴム栓) | ゴム栓のふちの汚れ |
| 手洗い管から水が出続ける | オーバーフロー管の上 | ボールタップ(給水の弁) | 浮き玉と水位の調整 |
| 給水管とのつなぎ目がにじむ | 変わらない | ナット・パッキン | つなぎ目の締まり具合 |
データ出典は当社の整理です。症状と音だけでは給水側か排水側かが決まらないため、タンクの中の水位を重ねて見ると決まります。表の右端に次に見るところを付けたのは、部品名だけわかっても次の手が決まらないためです。
なお、便器の中の水が引かずに水位が上がっている、あふれそうという場合は、水が止まらないのではなくつまりが起きています。その場合はトイレのつまりの直し方が該当します。
便器の中に水が流れ続けている
便器の中へちょろちょろと水が落ち続けているときは、まずふたを開けて水位を見てください。水位がオーバーフロー管の縁より下なら、タンクの底のゴム栓、つまりフロートバルブが穴をふさぎきれていません。縁を越えて筒の中へ流れ込んでいるなら、原因は給水側のボールタップです(詳しくは次の章で見ていきます)。
ゴム栓が浮いたままになる原因はだいたい2つです。
- チェーンが絡まって、ゴム栓を持ち上げたままにしている
- ゴム栓のゴムが劣化して、穴のふちにぴったり乗らなくなっている
ふたを開けてチェーンを目で追ってみてください。レバーからゴム栓まで、指1本ぶんくらいの余裕を持ってまっすぐ下りていれば正常です。他の部品に引っかかっていたり、ぴんと張っていたりすると、ゴム栓が完全に落ちきりません。
タンクの中でチョロチョロと音が続く
タンクの中から絶え間なく水の音がしているときは、給水が止まっていないのか、排水が止まっていないのかで見る部品が分かれます。ここは音だけでは判断できません。
ふたを開けて水位を確かめると、どちらかがはっきりします。水がオーバーフロー管の縁を越えて筒の中へ流れ込んでいれば給水側、つまりボールタップです。水位が管より下で止まっているのに音が続くなら排水側、つまりフロートバルブになります。切り分けの手順は次の章で詳しく見ていきます。
手洗い管から水が出続ける
タンクのふたの上の手洗い管から水が出続けているときは、給水を止める弁であるボールタップが閉じきっていない状態です。手洗い管の水はタンクへの給水の通り道ですので、そこから出続けているということは、水が入り続けているということなんです。
浮き玉が水面と一緒に上がりきっているか、途中でタンクの壁や部品に当たって止まっていないかを見てください。浮き玉の中に水が入って沈んでいる場合も、弁が閉じる位置まで上がらなくなります。
タンクと給水管のつなぎ目から水がにじんでいる場合
タンクの外側、給水管や止水栓とタンクをつなぐナットのあたりが濡れているときは、タンクの中ではなく接続部のパッキンが原因です。ゴムのパッキンは年数とともに硬くなり、締め付けの力だけでは水を止めきれなくなります。
まず、にじんでいるのが本当につなぎ目かどうかを確かめます。乾いたタオルで一度きれいに拭き、10分ほど置いてから同じ場所が濡れるかを見てください。つなぎ目だけが濡れるならパッキンや締め付けの問題、タンクの外側全体がうっすら濡れるなら、室内との温度差でできた結露のこともあります。
床全体が濡れている、便器と床の境目から水が出ているという場合は、タンクまわりとは別の原因です。トイレの床への水漏れの原因と対処で扱っている症状になります。
タンクのふたを開けて、水位から原因を切り分ける
止水栓を少し開けて水位を見ると、オーバーフロー管の上まで上がるならボールタップ、下のままならフロートバルブの不具合です。オーバーフロー管はタンクの中央に立つ筒で、水位を測る目印になります。この筒の縁より上か下か、それだけで給水側か排水側かが分かれます。
部品の名前を覚えるより、この一点を確かめるほうが早いんです。ボールタップは水を入れる係、フロートバルブは水を出す係。入れる係が止まらないのか、出す係が止まらないのか、水位はその答えを見せてくれます。
ふたを開けるときの注意と、水位の見方
タンクのふたは陶器でできていて重く、手洗い管が付いているタイプはふたの裏と給水ホースがつながっています。真上に静かに持ち上げ、ホースが張ったらそこで止めて、便器のふたの上などに横向きに置いてください。落とすと割れますし、便器のふちに当てても欠けます。
水位を見るときは、止水栓の状態で見え方が変わります。閉めたまま開ければ、ボールタップの不具合ならオーバーフロー管の縁で水が止まり、フロートバルブの不具合ならタンクがほぼ空になっています。動いている状態を確かめたいときは止水栓を少しだけ開け、水位の動きが止まるまで手を止水栓に添えたままにしておきましょう。すぐ閉められる姿勢でいれば、水があふれても被害になりません。
水位がオーバーフロー管の上まで来ているとき
水位がオーバーフロー管の縁を越えて、筒の中へ水が流れ込み続けているときは、給水を止めるボールタップ側の不具合です。タンクは満水になっても給水が止まらず、あふれた分をオーバーフロー管が便器へ逃がし続けています。便器の中に水が流れ続けているのに、タンクの中は満水のまま、という見え方になります。
浮き玉を手でそっと持ち上げてみてください。持ち上げた瞬間に水が止まるなら、弁そのものは生きていて、浮き玉の位置や高さの調整、あるいは浮き玉に水が入っていることが原因です。持ち上げても水が止まらないなら、ボールタップの中の弁やパッキンが傷んでいます。
水位がオーバーフロー管より下で止まっているとき
水位が筒の縁より下で止まっているのに便器へ水が流れ続けるときは、タンクの底のフロートバルブが原因です。給水は正常に止まっていて、出口のゴム栓が閉じきっていない状態なんです。
ゴム栓の劣化はその場で確かめられます。止水栓を閉めてタンクの水を流し切り、ゴム栓のふちを指でなでてみてください。指に黒いカスが付くようなら、ゴムが解けはじめています。この状態のゴム栓は、力を入れて押さえても水は止まりません。チェーンのたるみを直しても変わらないときは、ゴム栓そのものの交換になります。
冬の朝だけ止まらないように見えるとき
寒い時期の朝だけ水が流れているように見えるという場合、故障ではないことがあります。寒冷地向けのトイレには、配管の凍結を防ぐために少量の水を流し続ける機能が付いているものがあり、これを働かせていると水が流れ続けます。
栃木県内でも、冬場だけこの機能を使っているお宅があります。判断の目安は、日中や暖かい日には症状が出ないかどうかです。気温が上がると止まるようなら、まず取扱説明書で凍結防止の設定を確かめてみてください。設定を戻しても止まらないときは、上の水位の見方で切り分けに進みます。
逆に、水が止まらないのではなくタンクに水がたまらない、便器の水位が下がるという症状のときは、見る場所が変わります。タンクに水がたまらないときのチェック手順のほうで説明しています。
自分で直せるのはどこまで?部品別の直し方と業者に任せる作業

自分で交換できるのはフロートバルブ・ボールタップ・レバーの3点までで、タンクを外す作業は業者に任せます。この3点はタンクのふたを開けて手が届く範囲にあり、給水管や排水管を分解せずに交換できるためです。タンクを持ち上げる必要が出た時点が、自分で直す作業の終わりの線です。
| 作業 | 自分でできるか | 判断の理由 |
| フロートバルブ(ゴム栓)の交換 | できる | ふたを開けて手が届き、工具もほぼ不要 |
| ボールタップ・浮き玉の交換 | できる | 給水管の接続はナット1か所で済む |
| レバー・チェーンの調整と交換 | できる | タンクの外側から作業できる |
| オーバーフロー管の交換 | 業者へ | タンクを外さないと交換できない |
| タンクレストイレの給水の不具合 | メーカー・業者へ | 内部の電磁弁は分解が必要 |
フロートバルブ(ゴム栓)を交換する
ゴム栓の交換は、止水栓を閉めるところから始めます。手順は次のとおりです。
- 止水栓を時計回りに閉め、レバーを回してタンクの水を流し切る
- ふたを外し、レバーとゴム栓をつなぐチェーンを外す
- オーバーフロー管の根元に引っかかっている古いゴム栓を外す
- 新しいゴム栓を同じように取り付け、チェーンを元の長さでつなぐ
- 止水栓を開け、水がたまってから水が止まるかを確かめる
部品を買うときに必要になるのが、トイレの品番です。タンクの側面かふたの裏に、アルファベットと数字のシールが貼られています。同じメーカーでも品番によってゴム栓の形と大きさが違いますので、シールをスマートフォンで撮ってから買いに行くと間違えません。
ボールタップ・浮き玉を交換する/水位を調整する
ボールタップは給水管とナット1か所でつながっているだけですので、止水栓を閉めてタンクの水を抜けば、モンキーレンチで外せます。浮き玉だけが割れて中に水が入っている場合は、浮き玉のみの交換でも直ります。
ここで見落とされやすいのが水位の設定です。新しいボールタップを付けても、水位の設定を元に戻さないと同じ症状が再発します。水位が高すぎるとオーバーフロー管から水が逃げ続け、低すぎると流す力が足りません。目安はオーバーフロー管の先端から2〜3センチ下です。多くの製品では浮き玉の付け根のネジか、支持棒を曲げることで調整できます。交換後に一度水をため、この位置で止まるかを確かめてください。
レバーとチェーンを調整・交換する
レバーを戻しても水が流れ続ける、レバーが空回りするというときは、レバーとゴム栓をつなぐチェーンか、レバー本体が原因です。チェーンが短すぎるとゴム栓が浮いたままになり、長すぎるとゴム栓の下に挟まって閉じきりません。
たるみの目安は、ゴム栓が閉じた状態でチェーンに指1本ぶんの余裕がある程度です。長さはチェーンをつなぐ穴の位置を1つずらすだけで調整できます。レバーを回しても手ごたえがなく空回りするなら、レバー内部の軸が折れていますので、レバー一式の交換になります。
タンクを外す作業とタンクレストイレは業者・メーカーへ
オーバーフロー管が折れている、根元から水がにじんでいるという場合は、タンクを便器から一度外さないと交換できません。タンクは陶器で重く、外すときには排水の接続部のパッキンも一緒に交換することになります。タンクを持ち上げる作業に入る前に、手を止めて依頼先を探してください。落として割れば、その日はトイレが使えなくなります。
タンクのないタンクレストイレも同じです。給水を止めているのは内部の電磁弁で、分解しないと交換できませんので、メーカーか修理業者の領域になります。
給水管そのものに手を入れる工事は、指定給水装置工事事業者(水道局指定工事店)が行う範囲です。指定給水装置工事事業者とは、水道管につながる部分の工事をしてよいと市町村の水道局から認められた事業者のことをいいます。ご自宅の症状がどちらの範囲になるか迷われた場合は、指定給水装置工事事業者にご相談ください。
ここまで読んで、自分でふたを開けるかどうか迷われた方もいると思います。当社では出張・点検・お見積もりをいずれも0円で承っており、料金は作業前に必ずお見積もりとしてお出ししています。
修理費用と、止まらないまま過ごしたときに増える水道代

当社に頼む場合の作業料金は4,400円(税込)〜、止めずにいると宇都宮市では水1立方メートルごとに約337円請求が増えます。この337円は宇都宮市上下水道局の料金表にある水道と下水道の従量料金を合わせた金額で、修理費用のほうは作業前のお見積もりで確かめられます。かかるお金は、直す費用と待っている間の水道代の合計で見てください。
修理を業者に頼むといくらかかるか
実際にかかる金額は、作業前にお出しするお見積もりで確認できます。当社では出張・点検・お見積もりをいずれも0円で承っていますので、金額を見てから決めていただけます。
| 費目 | 当社の場合 |
| 作業料金 | 4,400円(税込)〜 |
| 基本料金 | 0円 |
| 出張費 | 0円 |
| お見積もり | 0円 |
| 作業後の追加料金 | なし |
作業料金は4,400円(税込)からで、作業前に必ずお見積もりを提示し、ご納得いただいてから作業を開始します。トイレの水が止まらない症状も、この作業料金の区分に含まれます。対応している症状の一覧と料金の考え方は水道110番の対応サービスと料金でご確認いただけます。
他社の見積書が妥当か迷う段階でも、まずはお電話で無料相談いただけます。点検だけで終わった場合も費用はいただきません。
止まらないまま置くと水道代はいくら増えるか
水道代は、検針票に書かれた使用水量が前回よりどれだけ増えたかで決まります。宇都宮市の料金表で、2か月あたりの使用水量が21〜40立方メートルの区分を見てみます。水道の従量料金は1立方メートルあたり188.1円。公共下水道使用料は148.5円と定められています。合わせると1立方メートルあたり約337円です。
| 検針票の使用水量の増加分 | 請求の増加額(水道+下水道・概算) |
| 1立方メートル | 約337円 |
| 3立方メートル | 約1,010円 |
| 5立方メートル | 約1,683円 |
| 10立方メートル | 約3,366円 |
この表の算出方法: 宇都宮市の一般用・口径13ミリメートルを対象に、水道の従量料金188.1円と公共下水道使用料の従量料金148.5円(いずれも2か月あたりの使用水量が21〜40立方メートルの区分・税込)を合算し、増加分を掛けたものです。データ出典は宇都宮市上下水道局の料金表です。区分をまたぐと単価が上がるため、実際の増加額はこれより大きくなることがあります。また宇都宮市は令和8年10月使用分から水道料金を改定する予定のため、それ以降は単価が変わります。単価は市町ごとに違いますので、栃木県内でもお住まいの地域で金額は前後します。
使い方は簡単です。次の検針票を見て、前回より使用水量が5立方メートル増えていたなら、増えた請求はおよそ1,683円。金額が出せると、今夜のうちに業者を呼ぶか明日まで待つかを決めやすくなります。
待つ判断をする前に、もう一つ知っておいていただきたいことがあります。宇都宮市上下水道局は、宅地内の漏水を修理した場合に水道料金の一部を減額する制度を設けています。ただし蛇口、トイレ等漏水の事実が容易に確認できる場合は減額の対象にならないと明記しています。トイレの水が止まらない状態は、後から減額してもらえる前提で待てるものではありません。⇒ 気づいた日に止められたかどうかが、そのまま請求額の差になります。減額の対象になる漏水の種類や申請の手順は、お住まいの市町の上下水道局が公開している案内で確かめられます。
なお、賃貸にお住まいで修理費用を誰が負担するのかという点は、契約内容と設備の所有者によって変わります。判断の順序は、この記事の最後で案内している水回りトラブルのまとめ記事で扱っています。
トイレの水が止まらないときのよくある質問
トイレの水が止まらないままだと水道代はどれくらい増えますか
検針票の使用水量が前回よりどれだけ増えたかに、1立方メートルあたりの単価を掛けると出せます。宇都宮市の場合は水道と下水道を合わせて1立方メートルあたり約337円ですので、5立方メートル増えていれば約1,683円の増加です。なお、トイレのように漏水が目で確認できる場合は水道料金の減額の対象になりません(宇都宮市上下水道局)。
レバーを戻しても水が流れ続けるのはなぜですか
レバーとタンクの底のゴム栓をつなぐチェーンが、絡まっているか長さが合っていない可能性が高いです。チェーンが短いとゴム栓が浮いたままになり、長すぎるとゴム栓の下に挟まります。レバーを回しても手ごたえがなく空回りする場合は、レバー内部の軸が折れています。調整と交換のしかたは本記事の「レバーとチェーンを調整・交換する」で説明しています。
タンクレストイレで水が止まらないときはどうすればいいですか
止水栓を閉め、電源プラグを抜いたうえで、メーカーか修理業者にご連絡ください。タンクレストイレは給水を電磁弁で制御しており、分解しないと部品を交換できないため、自分で対処できる範囲がありません。止水栓は便器の側面か背面のカバーの中に収められていることがありますので、位置は取扱説明書で確かめてください。
トイレの水が止まらないとき、どこに連絡すればよいですか
水道メーターから宅地内の給水装置は所有者の管理ですので、修理は指定給水装置工事事業者に直接依頼します。宇都宮市上下水道局も、宅地内の漏水修理は工事費が使用者の負担になるため直接依頼するよう案内しています。賃貸にお住まいの場合は、先に管理会社か大家へ連絡するのが順序になります。
トイレの水が止まらないとき、深夜でも割増料金なしで来てもらえますか
はい、当社は24時間一律料金で対応しています。深夜や早朝でも料金が上乗せされることはありませんので、夜中に気づいた症状もその時間にご相談いただけます。
トイレ以外の水回りでも同じように水が止まらない、原因の見当がつかないという場合は、水回りトラブルの原因と応急処置のまとめもあわせてご覧ください。
まとめ:トイレの水が止まらないときの手順を振り返る
トイレの水が止まらないときは、止水栓を閉めてからタンクの水位を見れば、原因の部品はほぼ絞り込めます。フロートバルブ、ボールタップ、レバーの3点までは部品を買えば自分で交換できます。オーバーフロー管の交換やタンクレストイレの給水の不具合は、タンクを外したり分解したりする作業になるため業者の範囲です。今夜のうちに水を止めて、明日は品番を控えて部品を買いに行くか、それとも見てもらうか。この2択で考えると迷いません。
当社は栃木県内全域に対応し、お電話をいただいた時点で応急処置もご案内しています。夜間や休日に自分でふたを開けたくない方、水位を見ても原因が絞り込めなかった方は、そのままお電話でご相談ください。



