水漏れの原因は場所で見分ける|止水栓の場所と自分で直せる境界

水漏れの原因は場所で見分ける|止水栓の場所と自分で直せる境界

こんにちは、水道110番スタッフです。

「床が濡れているけれど、どこから漏れているのか分からない」
「水道代が急に上がったのに、心当たりがない」

水漏れの原因は場所でほぼ決まり、濡れ方で絞り込めます。自分で直せる境界と費用の負担まで、この1本で。

今も水が出ているなら、家全体の水を止める元栓(戸建ては屋外のふた、集合住宅は玄関脇の扉の中)を先に閉めてください。探し方は「止水栓と元栓」の項にあります。

\ 夜間・休日も受付中 /

水が止まらない状態は、原因が分からない段階でもご相談いただけます。

お電話でのご相談は 050-5783-4450

家の水漏れはどこで起きる?場所別の原因と症状の早見表

水を使っていないのに濡れるなら給水側、流したときだけ濡れるなら排水側と切り分ける判別フロー図
濡れるタイミングで給水側と排水側に切り分ける手順(家の中で水漏れが起きやすい場所と症状の掛け合わせを基に当社作成)

家の水漏れは、パッキンなど部品の劣化・配管や接続部のゆるみ・詰まりによる逆流の3つが主な原因です。同じ場所でも、水を使っていないのに濡れるなら給水側、流したときだけ濡れるなら排水側と分かれます。濡れている場所と水の出方をセットで見てください。

なお、蛇口や配管など水道の設備から出るのが水漏れ(漏水)、屋根や外壁から雨水が入るのが雨漏りです。窓口も直す相手も別なので、ここは最初に切り分けます。

家の中で水漏れが起きやすい場所に、症状の出方を掛け合わせた早見表です。

濡れている場所 水の出方 疑う原因 この記事のどこを読むか
トイレ(床・便器まわり) 床がじわじわ濡れる/水が流れ続ける 便器と床の接合部、給水管、タンクの部品 トイレの項
キッチン(シンク下) 収納の中が濡れる/流したときだけ濡れる 給水管の接続部、排水管・排水トラップ キッチン・洗面台の項
洗面台・洗面所 収納の中が濡れる/床が濡れる 給水管、排水トラップ、シャワーホース キッチン・洗面台の項
浴室 床や壁ぎわが濡れる/シャワーが止まらない 混合水栓の中の部品、排水口まわり 止水栓と元栓の項で止め、部品は蛇口の項
蛇口(キッチン・洗面・浴室) 吐水口からポタポタ/根元からにじむ パッキンやカートリッジの劣化 蛇口の項
洗濯機まわり 蛇口や床が濡れる 蛇口の接続部、給水ホース、排水ホース キッチン・洗面台の項
屋外の水道・外栓(散水栓) 使っていないのに地面が濡れる 配管の劣化、凍結による破損 水道メーターの項で確認し、業者に頼む目安の項

データ出所: 場所の分け方と症状との掛け合わせは当社作成(当社の対応サービスはトイレ/お風呂/キッチン/洗面台/排水管/その他の6区分)

表の排水トラップとは、シンクや洗面台の下でS字やP字に曲がった管のことです。中にためた水が下水のにおいをふさぎます。混合水栓(シングルレバー)は、レバー1本でお湯と水を出し分ける蛇口です。エアコンの水漏れは水道の設備ではないため、この記事では扱いません。給湯器まわりの漏れは表に含めていませんが、配管・接続部からの漏水の調査はその他トラブル区分(原因不明の漏水調査)に当たり、給湯器の項で扱います。

たとえばシンク下の収納を開けて、置いていた物が濡れていた場合。水を使っていない時間帯でも濡れているなら給水管の接続部、流したときだけ濡れるなら排水管や排水トラップを疑います。

要点: 今も水が出続けているなら、先に元栓を閉めてから読み進めてください。止まっているなら「濡れている場所」「水の出方」「いつ濡れるか」の3点をメモすると、絞り込みが早く済みます。

水漏れを放置したときの床・階下・水道代への影響

水漏れを放置すると、床材や下地が傷むだけでなく、漏れ続けた分の水道料金も原則として使用者の負担になります。集合住宅では、下の階の天井や家財まで被害が広がることがあります。収納の中だけに見えても、下地は先に傷んでいきます。

宅地内で使われた水は、漏水であっても料金の対象です(だからこそ、漏水で増えた分の水道料金を減らす減免制度が例外として置かれています。条件はあとの項で説明します)。小山市も「配水管から分かれた給水装置は、お客様の所有物(財産)となりますので、修理費用については個人負担となります」と案内しています(小山市上下水道)。水道メーターより家側で起きたことは、住まいの形に応じて修理費の負担者が決まり、増えた分の水道代は原則として使用者の負担になります(住まい別の整理は「修理費と増えた水道代は誰が払う?」の項にまとめました)。気づいた日に止められるかどうかが、そのまま金額の差になります。

しかも宇都宮市は「漏水を知りながら修繕を怠った場合」を減免の対象外としており、気づいてからの放置は減額の道まで閉ざします。栃木市も「この制度は漏水修理にかかる費用を補助するものではありません」と明記しており、この制度で軽くなるのは水道料金だけで、修理費そのものは対象外です。月に一度メーターの回転を見るだけでも、気づくのはぐっと早くなります。

どこから漏れているかを確かめる方法は?水道メーターで調べる手順

パイロットの回転を見る4ステップと、収納の中から音までの目視確認の順番を並べた確認手順図
メーター確認を先に、目視をあとに置いた確認順(出典: 足利市・宇都宮市・小山市の各上下水道ページ)

蛇口をすべて閉めても水道メーターのパイロットが回っていれば、目に見えない場所で水が漏れています。水道代が上がったのに濡れている場所が見つからないときは、この確認から始めます。パイロットは、メーターの中にあって水が流れている間だけ回る小さな部品です。ここが動いていれば、壁の中や床下の漏れも見つけられます。

水道メーターで確かめる手順

足利市は確認の手順を「すべての蛇口等を閉め、水を使っていないことを確認する」「水道メーターのふたを開ける」「メーター内のパイロット(銀色の円盤状のものです)を見る」「パイロットが回転していれば、漏水しています」の4つで案内しています(足利市)。道具も知識もいらず、家の外に出るだけで済む手順です。

パイロットの形は市によって説明が違い、宇都宮市は「銀色の星型」、小山市は「銀色の八角形の印」と書いています。形で迷う必要はなく、見るのは回っているかどうかの一点だけです。ただし、ごく少量の漏れではパイロットが動かないこともあるため、回っていないからといって漏れなしとは決めきれません。すでに元栓を閉めているときも同じで、パイロットが止まっていることは漏れが直った印にはなりません。閉めたままにして、濡れていた場所・水の出方・いつ濡れたかを書き留めてご相談ください。

目で見て確かめる順番

目視は、収納の中、床や壁のシミ、水の色やにおい、音の順に見ていきます。物が置いてある場所ほど発見が遅れるので、シンク下や洗面台下は中身を出して底板を触ってみてください。

ただし、壁の中・床下・地中の漏れは目で見ても確定できません。見つからなかったときこそ、メーター確認とセットにします。目で見つからないのに水道代が上がっているなら、見えない場所で漏れている可能性が高いと考えて動いたほうが、被害は小さく収まります。

止水栓と元栓はどこにある?戸建て・マンション・賃貸別の探し方

家全体の水を止める元栓は、戸建てなら屋外のメーターボックス、集合住宅なら玄関脇の扉の中にあります。元栓とは、家に入ってくる水をまとめて止める栓のことです。場所さえ分かれば、原因が分からないままでも被害は止められます。

よく言われるのは「原因を特定してから対処する」という順番ですよね。ただ、水が出続けている間は、特定より先に止めたほうが損失は小さく済みます。止めた瞬間に、水道代の増加も床下への浸み込みも同時に止まるからです。判断は「今も水が出続けているか」の一点で。宇都宮市は「漏水を知りながら修繕を怠った場合」を、足利市は管理を怠った場合を、それぞれ漏水減免(漏水で増えた分の水道料金を減らす制度)の対象外としています。早く見つけて早く直すことが前提に置かれているということです。

家全体を止める元栓・メーターボックス

戸建てなら敷地の地面にある「量水器」「止水栓」と書かれたふたの中、集合住宅なら玄関脇のパイプスペース(メーターや配管がまとまった扉の中)にあります。

足利市は「メーターボックス内の丙止水栓で水を止めてください」と案内し、回し方も「蝶ねじ式とハンドル式は蝶ねじ、ハンドルを右に回します」、注意として「丙止水栓が古い場合には、回りにくいものがありますので無理にまわさないでください」と書いています。自治体が住民の方ご自身で閉める前提で案内している手順なので、賃貸でも、水を止めるところまでは応急処置として行って差し支えありません。そのうえで管理会社へ連絡します(民法第615条により、借主には遅滞なく通知する義務があります)。なお、集合住宅で閉めるのは住戸ごとの栓です。建物全体の元栓を閉めるとほかの住戸の水まで止まってしまうので、共用部の栓には触れないでください。固くて回らないときは力任せにせず、手を止めて相談してください。

場所ごとの止水栓との使い分け

止水栓は、その設備だけの水を止める栓です。トイレはタンクの横、キッチンや洗面台はシンク下や収納の中、蛇口は本体の下に付いています。困っているのが1か所だけなら、ここで足ります。閉め方は設備ごとに違うので、このあとの各記事でご確認ください。当社では、到着までの間にご自身でできる応急処置を、お電話でご案内しています。

要点: 元栓の場所は「戸建てなら屋外のふたの中」「集合住宅なら玄関脇の扉の中」の2か所。賃貸でも、水を止めるところまではご自身で行って構いません。

トイレの水漏れ:床が濡れる場合とタンクの水が止まらない場合

トイレの水漏れは、床が濡れる症状とタンクの水が止まらない症状で、見る場所も直し方も分かれます。同じトイレでも、前者は便器の外側、後者はタンクの中が舞台です。どちらも、タンク横の止水栓を閉めれば被害はいったん止まります。

床が濡れる側は、便器と床の接合部・給水管まわり・温水洗浄便座・床下の排水管の4か所まで絞り込めます。やっかいなのは、冬の結露や飛び散った尿と見た目が似ていること。拭いても濡れが戻るか、水に濁りやにおいがあるかで見分けていきます。詳しい見分け方はトイレの床がじわじわ濡れるときの原因と対処にまとめました。

水が止まらない側は、タンクの中の3つの部品(水を入れる弁・底のゴム栓・レバー)に原因が集中します。タンク横の止水栓を閉めれば流れ続ける水はその場で止まり、そのあと水位を見れば原因の部品まで絞れます。手順はトイレの水が止まらないときの原因と直し方でご確認ください。

キッチン・洗面台の水漏れはどこから?シンク下と洗面台下の見分け方

キッチンと洗面台の水漏れは、蛇口まわり・給水管・排水管のどこが濡れているかで原因を絞り込めます。どちらも収納の中で起きるため、まず物を全部出して底板を触るのが先です。水を使っていないのに濡れるなら給水側、流したときだけ濡れるなら排水側です。

キッチンは、蛇口の周辺/シンク下の給水管・給湯管/排水管と排水トラップ/シンク本体/浄水器や食洗機の接続部、の5か所に分かれます。箇所ごとの見分け方はキッチン(台所)の水漏れを原因箇所別に見分ける方法にあります。

洗面台は、給水管・排水管・シャワーホース・排水トラップが主な発生源です。洗面台の下が乾いているのに洗面所の床が濡れているときは、洗濯機の蛇口や排水ホースまで範囲を広げます。洗面所と洗濯機まわりまで含めた対処は洗面台・洗面所の水漏れの原因と直し方で扱っています。

蛇口の水漏れはポタポタか根元か?部品交換と本体交換の分かれ目

蛇口のポタポタは漏れている場所で交換する部品が決まり、本体ごと交換するかは使用年数で判断します。吐水口・レバーの下・根元・ハンドルのどこから出ているかを、まず確かめてください。場所が決まれば、必要な部品も1つに絞れます。

吐水口やレバーの下から出ているなら、レバーの中のカートリッジを交換します。スパウト(回る筒の部分)の根元からにじむならOリング、2つのハンドルが付いた蛇口ならコマパッキンです。品番さえ合えば、ご自宅で交換できる場合もあります。作業してよい範囲と手順、道具はシングルレバー蛇口のポタポタ水漏れを自分で直す手順にまとめました。

一方、台座や本体の付け根から漏れている場合や、部品がもう手に入らない場合は本体ごとの交換になります。費用は工事費より蛇口本体の価格で大きく動くので、内訳で見ると判断しやすくなります。相場と費目の内訳は蛇口交換にかかる費用の相場と内訳をご覧ください。

給湯器の下の濡れ:正常な排水と水漏れの見分け方

給湯器の下の濡れは水抜き栓からの正常な排水のこともあり、まず運転を止めて場所を確かめます。異常と決めつける前に、どこから落ちているかを見るのが先です。本体の内部やガス配管は、メーカーや設置業者が窓口になります。

漏れ方でも疑う原因が変わります。ポタポタなのか大量に出ているのか、サビ色が混じっているのか、本体の下だけが濡れているのか。切り分けの順番と止め方は給湯器から水漏れしたときの危険度と止め方にまとめています。

そのうえで修理か交換かは、使い始めてからの年数と、部品がまだ手に入るかどうかで決まります。判断の目安と費用の考え方は給湯器の修理と交換の判断基準・費用の目安でご確認ください。当社がお受けできるのは、漏れている箇所の調査と応急の止水、配管まわりのご相談までです。

水漏れと間違えやすい症状:たまらない・つまり・結露の見分け

タンクに水がたまらない、つまりで水があふれるといった症状は、水漏れとは原因も対処も別物です。水が「多い」のか「来ない」のかで、見る場所が入れ替わります。まず、手元の症状がどちらに当てはまるかを決めてから動きます。

タンクに水がたまらないのは、水が出ていく側ではなく入ってくる側の不具合です。フタを開ける前に、止水栓が開いているかと便器の水位を見るところから始めます。原因の切り分けはトイレタンクに水がたまらないときの原因と対処にあります。

便器から水があふれるのはつまりで、水漏れとは対処が真逆になります。スッポンで直らないときは、道具の使い方・詰まった物・便器より奥の排水管のどれかに理由があります。次に試す順番はトイレつまりがスッポンで治らないときの対処法で解説しました。なお、冬に便器の外側が濡れる結露は、トイレの床の記事で扱っています。

自分で直せるのはどこまで?業者に頼む目安と指定工事店の確かめ方

原因が分からない、直しても再発する、設備が10年前後、階下に被害が出ている。このどれかに当てはまれば、業者に頼む場面です。この4つは業者に相談する目安で、部位を問わず共通します。ご自身で直せる範囲は設備ごとに違うので、部位別の記事の「自分で直せる範囲」の項でご確認ください。

業者に頼む4つの目安

  • 漏れている場所が特定できない:水道メーターは回るのに、目で見ても見つからない
  • 直しても再発する:締め直しや部品交換をしたのに、数日で戻ってしまう
  • 設備の使用年数が10年前後:1か所を直しても、別の部品が続けて傷みやすい時期
  • 階下や床下に被害が及んでいる:下の階の天井や、床のふくらみに出ている

部位ごとの細かい線引きは、それぞれの記事の「自分で直せる範囲」の項に書いています。場所が分からないままでも調査から依頼でき、当社の対応区分にも「原因不明の漏水調査」があります。

水道局指定工事店の確かめ方

指定給水装置工事事業者(水道局指定工事店)とは、市町村から給水装置工事を行う事業者として指定を受けた業者のことです。指定には給水装置工事主任技術者(給水管の工事を正しく行うための資格を持つ人)を置く必要があり、宇都宮市は五十音順と地区別の一覧を公開しています。

宇都宮市は「宇都宮市指定給水装置工事事業者以外で工事を行うと違反工事となり、工事をやり直していただいたり、給水停止となることもあります」と明記しています(宇都宮市上下水道局)。料金の安さより先に、市の指定を受けているかを見るべきだということです。栃木市と足利市では漏水減免の要件にもなっているので、電話の前に市の一覧で名前を確認しておいてください。

料金の確かめ方にもコツがあります。消費者庁は2025年7月31日に、水回りトラブル対応業者の低額な表示を見て依頼したところ高額な料金を請求されたという相談が数多く寄せられていると公表しました(消費者庁)。表示価格の安さだけでは判断材料になりません。電話の段階で「出張費・点検料・見積もり料・キャンセル料」の4つを聞くところまでを、依頼前の手順にしてしまうのが確実です。

修理費と増えた水道代は誰が払う?賃貸・持ち家・分譲別の負担と連絡先

賃貸・持ち家・分譲別の修理費の負担者と最初の連絡先、増えた水道代は3つとも使用者負担であることを示した図
修理費の負担者は住まいの形で分かれ、増えた水道代は共通(出典: 民法第606条・第615条、区分所有法第2条、小山市上下水道を基に当社作成)

宅地内の給水装置は所有者の持ち物のため修理費は所有者の負担で、賃貸ではまず管理会社へ連絡します。給水装置とは、配水管から分かれて各家庭に引き込まれた水道の設備のことです。住まいの形で、払う人も連絡先も変わります。

住まいの形 修理費を負担するのは誰か 最初に連絡する先 増えた水道代
賃貸 原則は貸主(借主の責めに帰すべき事由による場合を除く。契約の特約で借主負担と定められている場合もあるため契約書を確認) 管理会社・貸主(借主には遅滞なく通知する義務がある) 原則は使用者の負担。見つけにくい漏れは減免の対象になる場合がある
持ち家(戸建て) 所有者(給水装置は所有者の財産) お住まいの市の指定給水装置工事事業者 原則は使用者の負担。見つけにくい漏れは減免の対象になる場合がある
分譲マンション 専有部分は所有者、共用部分は管理組合(線引きは管理規約による) 管理会社・管理組合 原則は使用者の負担。見つけにくい漏れは減免の対象になる場合がある

賃貸の根拠は民法第606条第1項・第615条、分譲の専有部分・共用部分の区分は建物の区分所有等に関する法律第2条と各マンションの管理規約(国土交通省がマンション標準管理規約をひな型として公表)、持ち家の根拠は小山市上下水道の記載を基に当社作成

下の階や近隣に及んだ被害の賠償は、この表の外の話です。どこまで補われるかは加入している火災保険や個人賠償責任の契約内容で決まり、金額も適用の可否もご契約ごとに違います。約款を開くか、保険会社に確認してください。

夜間に管理会社と連絡がつかない場合はどうするか。民法第607条の2は、通知しても相当の期間内に修繕されないとき、または急迫の事情があるときは借主が修繕できると定めています。ただし、自己判断で発注してよいという意味ではありません。まず元栓を閉めて被害を止め、連絡した記録(時刻と方法)を残したうえで相談するのが安全です。

要点: 最初に電話する先は「賃貸なら管理会社か貸主」「持ち家なら市の指定工事店」「分譲なら管理会社・管理組合」。ここを間違えると、修理そのものが後回しになります。

漏水で増えた水道代を減らす:栃木県内4市の減免制度

基準水量を超えた漏水量の2分の1が軽減される範囲と、減免の対象になる漏れ・ならない漏れの線引きを示した図
軽減されるのは基準水量を超えた分の半分まで(割合の記載は栃木市・足利市。出典: 宇都宮市・小山市・栃木市・足利市の各上下水道ページを基に当社作成)

地中や壁の中など見つけにくい漏水は、修理後に申請すると水道料金の一部が減額される場合があります。漏水減免とは、漏水で増えた分の水道料金を減らす制度のことです。栃木県内の4市はいずれも制度を設けています。

共通しているのは線引きです。地中や壁の中など発見が困難な漏れは対象、蛇口やトイレなど目で見て確認できる漏れは対象外。この考え方は4市とも同じでした。

対象になる漏れ 対象にならない漏れ 申請の入口
宇都宮市 地下や壁中の配管、ステンレス製給水管継手部の腐食、受水槽等(警報装置の設置が条件) 蛇口・トイレ等、漏水の事実が容易に確認できる場合/修繕を怠った場合 修繕後に減額申請書と修繕前後の写真を上下水道局へ提出
小山市 地中や壁中の配管など、容易に確認できない漏水 蛇口の閉め忘れ、水洗トイレの故障 修理を行った業者に依頼して減免申請書を提出
栃木市 地中埋設部・床下・壁面内部の漏水(市指定の事業者による修理が要件) 発見が容易な漏水、蛇口や給湯器本体、受水槽・トイレタンク本体以降の配管 修理完了後1年以内に申請(年度内1回まで)
足利市 地下漏水など発見が極めて困難な漏水(市指定の事業者による修繕が要件) 蛇口・トイレ・給湯器・外水道・受水槽・地表等、容易に確認できる漏水 修繕後に申請

宇都宮市小山市栃木市足利市の各ページを基に当社作成

減額される量は、市によって書き方が違います。栃木市は「基準水量を超える漏水量の2分の1が軽減されます」、足利市は「基準となる水量を超える漏水量の50%が軽減されます」と公表しています。対象になるのは検針1期分で、小山市・栃木市・足利市はいずれも2か月分と記載しています。ふだんの使用量が基準になり、そこを超えた分の半分だけが軽くなる形なので、増えた金額がまるごと消えるわけではありません。

ここから読み取れることは2つあります。目で見える漏れは減額されないので、早く直すほど損が小さいこと。そして宇都宮市では修繕前後の写真が申請書類に含まれるため、業者に依頼する電話の段階で「写真を撮ってもらえるか」を伝えておくべきこと、です。なお栃木市が明記しているとおり、減免は水道料金の話であって、修理費そのものを補助する制度ではありません。

宇都宮市・小山市・栃木市・足利市の相談窓口と業者の選び方

指定工事店の一覧も、漏水で増えた水道代の減免の窓口も市町ごとに分かれるため、お住まいの市町のページから確認するのが早道です。当社は栃木県内の主要エリア(宇都宮市・小山市・栃木市・足利市など)に待機拠点があり、県内全域に対応しています。

宇都宮市

宇都宮市は指定給水装置工事事業者の一覧を五十音順と地区別で公開しており、業者を選ぶ材料がそろっています。設備別の相談先は次の4本です。

業者そのものを見比べたい場合は宇都宮市の水漏れ修理業者の比較、今すぐ来てほしい場合は宇都宮市でトイレの水漏れをすぐ直したいときの業者が近い内容です。

小山市

小山市は、水道メーターより道路側で起きた漏水は市が応急の修繕を行うと案内しています。宅地側のトラブルで業者を探す場合は小山市でトイレつまりに来てくれる業者が参考になります。

栃木市

栃木市は漏水減免の要件に「市指定の事業者による修理」を置いているため、依頼先の選び方がそのまま減免の可否に関わります。設備別では栃木市のキッチン水漏れ修理業者栃木市で蛇口の水漏れを修理できる業者栃木市周辺でトイレつまりに対応する業者が該当します。指定工事店かどうかの見分け方は栃木の水道修理業者と水道局指定工事店の見分け方で解説しました。

足利市

足利市も、減免には市指定の事業者による修繕が要件です。つまりの業者選びは足利市のトイレつまり業者の選び方にまとめています。

栃木県全域

上の4市以外にお住まいの場合は、県内全域を対象にした記事から探せます。症状別なら栃木県内でトイレつまりを頼める業者と選び方栃木でトイレの水漏れ修理を頼める業者、費用から考えるなら栃木で蛇口交換を頼める業者と費用、水回り全般なら栃木の水回り修理業者の選び方をご覧ください。

原因が分からないまま漏れているときは誰に頼む?調査からの依頼と料金

当社は栃木県内の主要エリアに待機拠点があり、出張・点検・見積もりは0円で対応しています。水道メーターは回るのに漏れている場所が見つからないときは、調査からお受けできます。原因が特定できていない段階のご相談でも構いません。

先ほどの4つの目安のうち「場所が特定できない」は、ご自身で確かめる手立てが尽きた状態です。この段階で部品を買っても当たりを引ける保証はなく、床や壁を開ける判断も必要になります。逆に、場所が分かっていて締め直しで止まる漏れなら、業者を呼ばずに解決することもあります。

当社の体制と条件は次のとおりです。宇都宮・小山・栃木・足利など県内の主要エリアにスタッフが常駐しており、最短10分で現場へ向かいます(最短であり、到着時間をお約束するものではありません)。到着までの間の応急処置は、お電話でご案内します。料金は作業前に必ず提示し、ご了承をいただくまで作業を始めません。水道局指定工事店が在籍する技術者集団として、原因不明の漏水調査にも対応しています。対応できる範囲と料金は、水道110番の料金と対応サービスでもご案内しています。

おすすめしたいのは、次のような状況の方です。

  • 水道メーターは回っているのに、漏れている場所が見つからない
  • 夜間や休日で、管理会社や貸主に連絡がつかない
  • 他社から出た見積もりが妥当かどうかを確かめたい

作業料金は4,400円(税込)から、出張・点検・見積もりは0円です。見積もりの内容にご納得いただけない場合のキャンセル料もいただきません。

\ 作業前に料金を提示 /

漏れている場所が分からない状態からの調査にも対応しています。

お電話でのご相談は 050-5783-4450

水漏れの原因についてよくある質問

水漏れの原因が分からないときは、何から確認すればよいですか

水道メーターのパイロットが回っているかを先に見て、そのあと濡れている場所を探します。順番が逆だと、見えない場所の漏れを見落としたまま時間が過ぎてしまいます。すでに元栓を閉めている場合は、メーターでは判定できません。閉めたままにして、濡れていた場所と水の出方を書き留めてご相談ください。手順は「水道メーターで調べる手順」の項をご覧ください。

夜中に水漏れが起きたら、朝まで待ってもよいですか

水が出続けているなら、元栓か止水栓を閉めるところまでは待たずに行ってください。止められない場合は、夜中でもご相談いただけます。当社は24時間一律料金で、深夜や早朝の割増はありません。

賃貸で水漏れしたら、誰に連絡して誰が払うのですか

連絡は管理会社へ、いなければ貸主へ。借主には遅滞なく通知する義務があるため、まず連絡した記録を残すことが先になります。負担の詳細は「修理費と増えた水道代は誰が払う?」の項で整理しています。

水漏れで増えた水道代は減額してもらえますか

地中や壁の中など見つけにくい漏れなら減額される場合があり、蛇口やトイレなど目で見える漏れは対象外です。市ごとの条件は「栃木県内4市の減免制度」の項でご確認ください。

水漏れの原因調査だけを頼んだ場合も、出張・点検・見積もりは0円ですか

0円です。原因が特定できていない段階の調査でも、当社は出張・点検・見積もりの3つを0円でお受けしており、作業料金は4,400円(税込)からご案内しています。深夜や早朝も24時間一律料金で、時間帯による割増はありません。原因が分からない段階のご相談でも、まずはお電話でお聞かせください。

まとめ:水漏れの原因は場所から絞り、止水栓で被害を止める

水漏れの原因は、濡れている場所と水の出方をたどれば絞り込めます。ご自身でできるのは、元栓や止水栓を閉めて水を止めること、水道メーターのパイロットで見えない漏れを確かめること、そしてナットの締め直しや部品交換までです(どこまでご自身で作業してよいかは設備ごとに違うので、部位別の記事の「自分で直せる範囲」の項でご確認ください)。原因が特定できない、直しても再発する、設備が10年前後、階下に被害が出ている場合は、業者の領域になります。

今日できることは2つです。今も水が出ているなら元栓を閉める。止まっているなら「濡れている場所」「水の出方」「いつ濡れるか」の3点を書き留めておく。それだけで、電話でも記事でも話が早く進みます。部位ごとの直し方はトイレの床がじわじわ濡れるときの原因と対処キッチン(台所)の水漏れを原因箇所別に見分ける方法から読み進めてください。

当社は水道局指定工事店が在籍しており、どこから漏れているか分からない状態の調査からお受けしています。夜間や休日に管理会社と連絡がつかない方にも対応でき、作業料金は4,400円(税込)からです。

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栃木県内の主要エリアに待機拠点があり、地元のスタッフが向かいます。出張・点検・見積もりは0円です。

お電話でのご相談は 050-5783-4450

水道110番

栃木県内全域24時間365日受付

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作業料金4,400円(税込)〜

  • 出張費0
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